サツマイモ基腐病の対策とサツマイモ経済圏の発展を目指す「サツマイモを守る会(Save the Sweet Potato)以下SSP」は、昨年に引き続き「焼酎ツーリズムかごしま2025」に協賛し、鹿児島の伝統と革新が交差する旅の創出を支援します。
焼酎とサツマイモが奏でる、地域の循環美学
お湯割りグラスに注がれた温かいお湯。その中へ、静かに、しかし確実に注がれる焼酎。水面を渡り、グラスの底へと落ちる様は、まるで鹿児島の大地で育まれた文化がゆっくりと循環し、次々と人と人との出会いを生み出すかのようです。「焼酎ツーリズムかごしま2025」は、そんな鹿児島の風土と焼酎の奥深い魅力、そしてサツマイモ経済圏の未来を参加者の五感に訴えかけるイベントです。

イベントの特徴
循環バスで巡る地域探訪地域に点在する焼酎蔵を、「地域案内冊子」とバス時刻表を頼りに巡ります。バスの循環は、まるでグラス内の焼酎が水面を舞うように、地域内で自然な出会いと交流を生み出します。
伝統と革新の体感ツアー伝統的な焼酎造りの現場を訪れ、現代の技術が融合した取り組みや、サツマイモ基腐病との戦いを目の当たりに。鹿児島の風土と歴史が、一杯の焼酎に込められたストーリーとして伝わります。
サツマイモ経済圏の可能性を探る焼酎産業は、サツマイモとともに成り立ち、地域経済にとって不可欠な存在です。本イベントでは、サツマイモを起点にした新たなビジネスや、持続可能な農業の未来を考える機会も提供します。
SSPからの想い
「私たちは、鹿児島の大地が育んだ焼酎文化と、その根底にあるサツマイモの価値に深い敬意を抱いています。『焼酎ツーリズムかごしま2025』への協賛を通じ、参加者の皆さまに、またこの地を訪れたくなる『ちょうど良い空気』を感じていただける旅をお届けしたいと考えております。伝統と革新が融合する瞬間を、一緒に体感しましょう。」

SSP主催 株式会社welzo Biz Promotion Division 取締役 後藤 基文
サツマイモ経済圏と共に歩む
welzo及びSSPでは、産学連携による研究と地域との協働を通じ、サツマイモ経済圏の発展を支える活動を続けています。サツマイモ基腐病への挑戦と防除法の開発、持続可能な農業の推進、そして焼酎文化の継承。この三つが有機的に結びつき、地域経済の循環を生み出していくことを目指します。
今回の「焼酎ツーリズムかごしま2025」では、参加者の皆さまにサツマイモの魅力とその重要性を再認識していただき、地域に根ざす文化がじわじわと循環していく未来を共に描いていきます。
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