サツマイモ基腐病の病原菌は見つけにくい? 土壌環境微生物学の研究から見た基腐病の特徴と、微生物の働き:九州大学・田代先生インタビュー
2018年ごろから南九州エリアを中心に感染が広がったサツマイモ基腐病。現在ではほとんどの都道府県のサツマイモ産地での発症が確認されています。発症メカニズムの全容はいまだ解明されておらず、十分な効果の上がる対応策が見つかっていません。...
日本のサツマイモを守るために
2018年に日本ではじめて発症が確認された「サツマイモ基腐病」。糸状菌(カビの一種)が原因で、感染すると葉や茎が枯れ、サツマイモが腐敗する病気です。サツマイモの産地である鹿児島・宮崎を中心に、サツマイモ基腐病がまん延しており、焼酎メーカーなどサツマイモに関わる産業に大きな打撃を与えています。
このプロジェクトは、さまざまな角度からサツマイモ基腐病に対する現状を発信することで、サツマイモ基腐病からサツマイモを守り、ひいてはサツマイモ産業を守る一助になることを期待して立ち上げました。サツマイモ基腐病に対する情報を共有し、サツマイモに関わるすべての人がつながることで、サツマイモ産業の発展にも寄与したいと考えております。
2024.4.16
2024.1.25
2023.11.30
2023.5.19