11月8日4 分「品種を選ぶことが一番の対策になっている」サツマイモ農家・永山さん鹿児島県鹿屋市で専業農家を営む永山さんは、18年ほど前に父親から家業を継ぎ、サツマイモの栽培を続けています。 芋焼酎の原料となる品種「コガネセンガン」を長年つくってきましたが、サツマイモ基腐病の影響によって状況が変わってきました。2023年の状況をうかがいました。...
11月6日5 分コガネセンガンと新品種のバランスを取りながら工夫を積み重ねる:小鹿農業生産組合鹿児島県鹿屋市の小鹿酒造は、周辺の4つの小さな酒蔵が集まって協業組合として1971年に発足しました。そこで原料として使用するサツマイモを一元管理するために設立されたのが、農業法人(有)小鹿農業生産組合です。サツマイモの安定調達と地元農家との共存共栄のために活動しています。...
11月2日4 分試行錯誤を繰り返し、昨年よりも収穫量は増加傾向に:兼業農家(サツマイモ)農家・山崎さん鹿児島県枕崎市でサツマイモを栽培し、焼酎メーカーへ納品しているサツマイモ農家の山崎さん。 前回、栽培シーズンが始まる前にお話をうかがった際には、「できる限りの対策のなかで試行錯誤するしかない」とお話されていました。 2023年のサツマイモ基腐病の発生状況はどうなっているので...
4月20日4 分「サツマイモ基腐病の影響で収穫量が最盛期の3分の1に」兼業農家(サツマイモ)農家・山崎さん鹿児島県枕崎市でサツマイモの栽培農家を行っているを営む山崎さん。主に焼酎の原料となる品種「コガネセンガン」を栽培し、焼酎メーカーへ納品しています。 それまで大きな病気がなかったサツマイモの様子に異変を感じたのは「2018年の夏ごろだった」といいます。...
4月20日4 分伝統的芋焼酎の品質を守るために。焼酎メーカー・薩摩酒造がサツマイモ基腐病に対して取り組んでいること薩摩半島の南部に位置し東シナ海に面する鹿児島県枕崎市には、日本を代表する焼酎メーカー「薩摩酒造」が拠点を構えています。 1936年創業の薩摩酒造は、全国有数の焼酎メーカー。芋焼酎「さつま白波」のほか、麦焼酎「神の河」などさまざまな焼酎の製造販売を手がけています。...
4月20日7 分品種改良でサツマイモ基腐病対策に寄与したい。AgTechスタートアップ「CULTA」の取り組み近年の技術革新によって、さまざまな業界で変革が起こっています。農業分野でも「AgTech」や「アグリテック」と呼ばれるデジタル技術を取り入れた新たな農業を模索する動きが広まっています。次世代の農業生産の環境整備を目指すスタートアップ企業「CULTA」もそのひとつ。同社は新た...
2月1日6 分「目の前の異変に状況もわからず怖かった」サツマイモ農家・永山さん大隅半島の中央部に位置する鹿児島県鹿屋市でサツマイモ農家を営むナガヤマさんが、父親から家業を継いだのは17年ほど前。機械の導入により、それまでの倍以上の収穫量にも対応できるようになったことで専業農家に転身し、芋焼酎の原料となる「コガネセンガン」の栽培に取り組んできました。サ...
2月1日6 分「関係者が協力してサツマイモ基腐病の被害を乗り越えたい」芋焼酎の風味を支える小鹿農業生産組合大隅半島のほぼ中央に位置する鹿児島県鹿屋市。西側は錦江湾に面しており、シラス台地の土壌を生かしたサツマイモの産地として知られています。南東部に広がる国見山地(肝属山地)のふもとに、鹿児島焼酎の酒蔵、小鹿酒造があります。 小鹿酒造は、周辺の4つの小さな酒蔵が集まった協業組合と...
2月1日4 分「収入が減り、経費が増える。負のスパイラルを食い止めてほしい」サツマイモ農家・白井さん大隅半島の南西部に位置する鹿児島県錦江町。西側は錦江湾に面しており、東側の大部分は肝属山地(国見山地)で占められています。そんな山間部で長年農家を営んでいる白井さんも、サツマイモ基腐病の被害に苦しめられている1人です。 異変に気づいたのは4〜5年ほど前。さまざまな対策を行い...